福井大学同窓経営者の会

設立趣旨

「福井大学同窓経営者の会」の設立目的

 我々の母校である福井大学は、2016年度から4学部体制となり、地域の「知」の拠点として、教育・研究・医療を推進し、最近では就職率が複数学部を有する国立大学の中で10連覇を達成するとともに、世界大学ランキング(日本版)では、国公私立大学中、総合で第42位にランクインする等、極めて高い評価を得ていることは、卒業生として、非常に喜ばしいことであります。


 しかしながら、昨今、少子高齢化や国の財政事情等を受けて、国立大学を取り巻く状勢は非常に厳しくなっております。
 福井大学では、教育研究や大学運営に必要な国からの基盤的な経費が毎年削減され、国立大学法人に移行した2004年度に比較し、2017年度は15%、約14億円の減少となり、歳出抑制と人員削減で対処しているが、限界に近づいているとのことであります。
 さらに、大学に入学する18歳人口は、現在の120万人から更に減少が続き、2030年には100万人にまで落ち込むことが推計され、国立大学は多すぎるとの声が出る中、国立大学の再編統合が取り沙汰されておりますが、福井大学は、我々の母校としてだけでなく、地域発展のために必要不可欠な存在であります。


 よって、福井大学卒業生で、企業や医療法人の長としての責任ある皆様と共に、母校を盛り立て、我々自身、ひいては地域の発展に繋げて行くために、本会を立ち上げ、皆様のご参加をお願いするものであります。